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1日に10~200回は嘘をつく!?社交辞令的嘘(白い嘘)がストレスになる!? その理由を説明しようと思う

メンタル 心理学

平均的な人間は、1日に10~200回はウソをついている

著書『しょっちゅう嘘をつかれてしまうあなたへ』の"嘘を見抜くプロ"Pamela Meyerさんによると、「平均的な人間は、知らない人に会うと最初の1分間に3回嘘をつき、1日に10~200回は嘘をついている」のだそうだ。

 

平均的な人間は、知らない人に会うと最初の1分間に3回ウソをつくらしい。たった一分の間に3回もウソをつく。なかなかの回数だ。僕も知らない人に会ったら3回もウソをついていただろうか?3回以上嘘をついているかもしれない。まず、名前。実は僕は名前にコンプレックスがある。だからあまり本名を他人に教えたくないと思っている。そのせいで思わず偽名をつかってしまったことがあった。「田中拓哉です」「鈴木慎吾です」とかジャーニーズの有名人の名前を語ったことがある。

 

人はコンプレックスがあるとそれを隠すために嘘をつくことがあると言われている。その言葉をどこかで知ったとき、そのとおりだと思った。

 

この記事を読んでいる方の中にも僕と同じようなコンプレックスを隠すために嘘をついたことがある人がいると思う。たとえば女性の方。女性は年齢にコンプレックスを持つ人が多い。そのため年齢をサバよむ女性が多い。

 

どうやら多くの女性の中には「男性=若い女性が好き」というイメージがあるらしい。確かにそういう男性が多いのは確かだ。でも同時に年齢を重ねた大人の女性を好む男性もたくさんいるのも確かだ。だから年齢をサバよむ必要はないと思うのだが。

 

まあ、とにかく人はコンプレックスがあると嘘をつきやすくなるという性質があることは確かだ。

 

そしてコンプレックスの数が増えれば、その分だけ嘘をつく回数も増える。平均的な人間は、1日に10~200回はウソをついているとPamela Meyerさんは主張しているが、それもあながち間違っているとは思えない。なぜか?日本人にはコンプレックスを持っている人が多いからだ。だから1日100回くらいの嘘はついてしまうような気がする。

 

だが、嘘をつくのが多いのは日本人だけではないらしい。外国人にも嘘をつく人が多いらしい。以下の外国での実験によって外人にも嘘が多いことが証明(?)されたようだ。

 

Argo氏とShiv氏の研究

●レストランで食事をした85%の人が、社交辞令的なウソをつく

レストランで食事をした85%の人が、食事に満足していない時でも社交辞令的なウソをつくということがわかったそうだ。つまり美味しくないのに、美味しいと嘘をつく人が85%もいたらしいのだ。

 

社交辞令的なウソとは、たとえば彼女の手料理を食べたときに、あまり美味しくなくても、すごく美味しかったと嘘を言うことだ。つまり実際の評価より高い評価を言うのだ。相手を嫌われないように、傷つけないように嘘の高い評価を言う。それが社交辞令的うそだ。

 

日本人はこの嘘をよくつかう。上司との接待ゴルフでナイスショットでもないのにナイスショットと言ったり、ダサいゴルフウエアーを着ているのに素敵なウエアーですねと言ったりする。

 

どうやらそういう嘘は日本人だけではなかったらしい。社交辞令的嘘は世界レベルで使われているらしい。

 

まあ、そういう嘘をつかなかったら、世の中、ネットの世界みたいな批判だらけの世の中になってしまうだろうからね。それを本能的に人は察しているから社交辞令的嘘が世界中で使われているのだろう。

 

想像してみてほしい。世界中の人が社交辞令的嘘をつかず、本音しか言わない世界になったところを。たぶん批判の嵐が吹き荒れる世界になると思う。そんな世界になったら、まちがいなく第3次世界大戦が勃発するだろう。

 

現在、社交辞令的嘘が世界中で使われているから第3次世界大戦が起きずにすんでいる。そう考えると社交辞令的嘘はすごい力があるんだなと思う。

 

話を元に戻そう。

 

このような社交辞令的なウソのことを、英語では「White lie:白い嘘」と言うらしい。

 

この白い嘘と呼ばれる社交辞令的嘘の実験から面白い事実がわかった。

 

社交辞令的なウソで不満を隠した人の方がチップを多く払う

レストランで社交辞令的なウソを使って料理に対する不満を隠した人の方が、そうしなかった人よりもチップを多く払う場合が多かったらしい。

 

社交辞令的嘘をついた人のほうがチップを多く払った、という事実。

 

どうして社交辞令的嘘をついた人のほうがチップを多く払ったのだろうか?

 

その理由を僕はこう推測する。嘘をついたという罪悪感が多めのチップを払わせたのだと。

 

なぜ罪悪感を抱くと多めのチップを払ってしまうのか?

 

それは罪悪感を抱くと罪を償いたいという気持ちを抱くからだ。

 

嘘は人にとって道徳に反する行為だ。道徳に反する行為は罪だ。つまり社交辞令的嘘をつくことは道徳に反する行為であり、罪な行為だと一般的なモラルを有している人は思う。だから社交辞令的嘘をついた人は罪悪感を抱く。でも謝罪するのは自分が嘘をついたと認める行為だ。うそつきだと相手に思われたくない。だからチップという形で罪を密かに償う。そういう心理がチップを多めに払う人の中では働いたのだと思う。

 

これは僕の仮説なので真実ではないかもしれない。でも僕はこの仮説間違っていないと思っている。

 

この仮説が正しければたとえ社交辞令的嘘でも人は罪悪感を抱く可能性が高いということだ。上記の実験では85%もの人が罪悪感を感じ、チップを多めに払ったことになる。85%。仮に100人の被験者がいたとしたら85人の人が罪悪感を感じ、多めにチップを払ったことになる。実に8割以上の人がチップを多めに払ったということになる。これは驚異的数字だ。この数字が真実ならほとんどの人が社交辞令的嘘をつくと罪悪感を感じることになる。

 

もちろん、これは僕の仮説が正しく、この実験結果が正しい場合の事実だ。

 

でも、これは僕の経験に基づく感想だが、たとえ社交辞令的嘘でもいい気持ちはしないことが多い気がする。あくまでこれは僕の主観なので他の人はどうかわからない。でも少なくとも僕は嘘をつくことに抵抗がある気がする。たとえそれが社交辞令的嘘でもだ。

 

もし、僕の主観と仮説が正しければ、社交辞令的嘘をつくたびに人はストレスを感じていることになる。そのストレスは社交辞令的嘘を重ねるたびに蓄積されていく。日本のサラリーマンの多くが過度なストレスに苛まれているのは社交辞令的嘘が原因のひとつになっているのではないか。僕はそう考える。

 

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